父の法要を終えて

お金

コロナが一段落したかと思えば最近になってまたぶり返してきました。というわけで父の七回忌法要は家族のみでということになりました。節約家ブロガーとしてこのような交際費をどう考えていくかを書きたいと思います。

結論からいえば、葬儀や法事、結婚式はお金をケチるような場面ではないということです。しかし、派手に行うにしろ質素に行うにしろお金を出す理由が自分の心に正直かどうかはよく考えてほしいというのが私の考えです。すなわち、お金を出すかどうかは自分とよく向き合って決めて、出したいと思ったらそこはケチるところではないよということです。でなければあなたの信用が下がります。人からの信用が下がると人生はうまくまわりません。万人受けしなさいという意味ではなく、徳の問題です。

法要と食事会

法要というのは一応なおざりにはできないもので、特に母にとってはしっかりやってあげたいとの意志が強く、私としてはそれを尊重するばかりです。それはそれでよいのですが、母は催事を行うにあたっての段取りなどがとにかく人まかせで、近くに住んでいる弟夫婦はかなりとばっちりを受けているようす。

長男である私としては申し訳なく思うのですが、なにぶん実家が遠いものでなかなか思うようにことが運べません。食事の手配などは遠隔地からでも直ぐに手配できますが、弟夫婦の子供の予定がタイトで時間がどうとか、法要の終了時刻が微妙とか、これは食べられないとかなにかと難しいのです。というわけで結局弟夫婦にまかせっきりになります。これも申し訳ないので、その後の食事会などの費用は私が受け持つことにしました。

まず、直接法要にかかる費用は地域差などもあり一概にはいえませんが、今回私のところでは納骨堂の一角を借りて法要のお経をあげてもらい諸々含めて5万円弱かかりました。法要終了時刻が13時という微妙な時間でホテルなどのランチは14時で終了のところが多いので今回はホテルで弁当を予約しましたが4人分で7000円ほど。そして夜は弟夫婦とその子供3人をつれて私と母を含めて7人で焼肉となりました。焼肉って?と思いましたが、任せた以上はなにも言いますまい。むしろ懐石料理よりは安くつきますが…。約30000円也。なんだかんだで約10万円です。

交際費の考え方

私の個人的な見解にとどまるのですが、葬儀や法要、結婚式などにはお金を惜しんではいけないと思います。ただ、やみくもにお金を払えいうのではありません。本当にお世話になった方に感謝を込めてお供えをしたいとか、大切な方のご結婚を心から祝いたいなど、自分の心と向き合って厳選して払うようにすればよいと思います。世間体で支払うなど論外です。妥協は無用です。

葬式や法事や結婚式などを催す側の場合もやりたいようにすればよいと思います。パートナーや故人の意志を尊重するのは当然としても、それ以外の理由で自分のやりたいようにできないようなことにならないよう気をつけて下さい。そのために大切なお金を出すのですから。私個人の意見としては結婚式も葬式も必要最小限でよいかなと歳をとった今思います。

このように冠婚葬祭に関してお金を出す場合はケチる必要はないと思います。但し、出費する時は自分の心とよく向き合って本当に金銭の供出に値するケースかどうかをよくよく見極めましょう。すなわち、出す出さないはよく考えて、出すと決めた場合はケチるところではありませんので、額は自分が思う相当額を支払ったらよいかなと思います。

今日もありがとうございました。

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