投資もしてます①

お金

投資のきっかけ

 2016年の45歳の時でした。貯蓄はほとんどなく150万円くらいでしたでしょうか。これでは駄目だ、ということで少しでも利率のよい商品に預けようと近所の銀行に積み立て定期貯金の申し込みをしにいったところ、もっと利率のよい個人型確定拠出年金保険という商品を勧められました。当時はマネーリテラシー0でしたので少しでも利率のよい商品で元本保証がされ65歳から年金のようにいただけるということでしたのでそれでいいと契約しました。今では個人型確定年金保険など駄目商品と分かるのですが、確かに0.02%程度のの定期貯金ももっと駄目商品ですから、入行して2・3年と思しき若い行員さんもあながち悪気はなかったのではないかとも思えます。銀行にもメリットになるし、私にも定期貯金よりましな選択だったのかもしれません。仮にこの個人型確定拠出年金保険が駄目商品ということが分からない人は当時の私と同じですので、一緒に学んでいきましょう。私はなぜだかこの頃から来るべき老後に怯えるようになりました。離婚をしているのとその後誰かと結婚する意思は毛頭なく(結婚してからとにかく面倒なことばかりだったのでもう他人と一緒に暮らすのは嫌だと思ったからです)、一人で生きていく覚悟をしていたからだと思います。そこで、お金の勉強を始めました。とにかくお金を増やすに関する本をたくさん読みました。どこから読んだか分かりませんが、横山光昭さんの『はじめての人のための3000円投資生活』とか山崎元さんの『難しいことは分かりませんが、お金の増やし方を教えてください』あたりから始まりジェレミー・シーゲル『株式投資の未来』やトマス.J.スタンリーなどの『となりの億万長者』、ロバートキヨサキ『金持ち父さん、貧乏父さん』などなど。


そこで、いろいろ読んだ中で尖がった株式投資本を除き凡人がやるべき方向性が見えてきました。ほとんどが口をそろえて①節約→②貯金(生活防衛資金確保)→③インデックス投資を奨めています。貯金すらほとんどなかった私ですが、この学習中にはじめて投資をいうことに触れました。株式投資なんてギャンブルだと思い込んでいたので少し驚きましたが、知っている人は知っているし既に始めていると思いました。そして、お金のある人ほど投資をしていました。また、投資は金持ちだからやっているという面もあるのですが、インデックス投資などはお金がなくてもとにかく若いうちから始めておく方が有利だということも分かりました。やってみるか、というよりやらねばならないという気持ちになりました。

投資のメリット・デメリット

  • 投資はそのメリットとして資産を増やすスピードを劇的に上げます。複利というのは凄い力があります。

年利5%の商品に100万円投資すれば1年で105万円に資産が増えますが、2年であれば105万円を元本として110万2500円、単利の110万円より2500円多くなります。2年では分かりにくいかもしれませんが、10年だと以下のようになります。

※今回はCASIOさんの複利計算機のシュミレーターを使用させていただきました。

Keisan複利計算(元利合計)~高精度計算サイト~CASIO
https://keisan.casio.jp/exec/system/1248923562

このように入金無しで放置しているだけでもこれだけ差がつきます。よく聞くお金に働いてもらうというのはこういうことです。

ちなみに20年では以下の通りです。65万円以上の差になります。複利の偉大さをお分かりいただけたでしょうか。

Keisan複利計算(元利合計)~高精度計算サイト~CASIO
https://keisan.casio.jp/exec/system/1248923562

ちなみに、最初の元本に毎月1万円を積み立てていくと20年かつ複利計算でこのようになります。

※アセットマネジメントONEさんの投資シュミレーションを使用させていただきました。

投資シュミレーション
http://www.am-one.co.jp/shisankeisei/simulation.html
  • 投資のデメリット①は元本割れのおそれがある、という点でしょう。でも、米国株に代表されるような優良なインデックスファンドを15年以上の長期で持てば元本割れリスクは極めて少ないという過去のデータがあります。だからといって絶対に元本割れはないとは言えませんが……。経済活動は結局人々の生活の利便性に答えながらその対価として報酬を得ていく活動であるので、人々が今日よりも明日より暮らしやすくなってほしいと願って行動する以上、経済活動もより活発になり結果として株価は上がっていくはずなのです。インデックス投資が株価指標の平均に追随する投資である以上結果的には右肩上がりになるはずだと私は思います。
  • 投資のデメリット②として、投資している最中は精神的な不安がつきまとうことです。インデックス投資の場合は慣れてしまえば別段大したことではないのですが、個別株なんかの場合は価格の変動幅が大きくなかなかしんどいのも事実です。インデックス投資の場合は個別株ほど大きな価格の変動はありません。インデックス投資と違って分散投資の機能がない個別株についてはセンスのある人以外ははあまりお勧めしません。インデックス投資は、たくさんの会社の株式を少しずつパックで購入する投資です。したがって、分散投資の機能があります。いろいろな国の株式のパックであれば分散投資の効果は更に大きくなります。すなわちリスクの分散です。ですから価格の変動幅(リスク)が個別株よりも小さくなるので下がった時の精神的なダメージはまだましです。

長くなりますので今回はここまでにします。次回投資もしてます②として投稿したいと思います。以上ありがとうございました。

投資を始める方法

何に投資をしたか(参考になれば)

投資の成績

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